水素水は色々な可能性のある水
水素水とは水に水素分子が溶け込んだものです。
医学的には「水素豊富水」といい、水(H2O)の中に水素原子(H)と水素原子(H)が結合して成る、陽イオンと電子を2個ずつ有する水素分子(H2)が豊富に含まれている水のことです。
その水素分子の作用により、20種類以上の疾患や症状に対する医学的な臨床試験が行われ、その効果効能が期待されています。
人体に有害で様々な病気や老化やシミなどの原因ともなる悪玉活性酸素を除去する働きがあり、それによって病気を予防するとともに、細胞内のミトコンドリアによるエネルギー効率を高めてくれる働きもある為、病気の治療・改善にも繋がります。
水素水は、食品添加物として厚生労働省が認可している安全・安心な物質でもあり、取り過ぎによる副作用などの心配もありません。
活性酸素を除去してくれる働きがある。
活性酸素とは細胞が酸素を消費する際に出がらしのように作られるもので、少量ならば大丈夫ですが、量が増えすぎると分解しきれずに酸化力の強い悪玉活性酸素になってしまいます。
この悪玉活性酸素は通常の活性酸素の100倍以上の酸化力があり超強力で、細胞を無差別に攻撃します。
細胞が攻撃されることにより老化や癌など様々な病気の原因になってしまいます。
水素水を摂取することによって、この悪玉活性酸素と水素が結合して体外へ水となって排出され、アンチエイジングの効果や細胞が酸化するのを防いでくれます。
水素は細胞レベルで侵入が可能。
水素は現存する分子の中で一番小さい分子構造をもちます。
元素番号は1番ですね。水平リーベのお馴染みの1番最初です。
そのため各細胞への侵入が可能なのです。
抗酸化作用で有名なのはビタミンCですが、ビタミンCでは分子構造が大きい為侵入が出来ません。
さらに、悪玉活性酸素が増えることによってビタミンCは破壊されてしまいます。ビタミンCが破壊されることによってシミやくすみの原因になります。
水素は分子が小さい為、脳や卵子などあらゆる細胞に侵入してくれて活性酸素と戦ってくれます。
疲労が溜まりにくい
水素水を飲むことで活性酸素が除去されるということは、疲労が溜まりにくくなるということ。
水素を摂取することによって乳酸が溜まりにくくなるというデータや、筋肉疲労が軽減されるという研究報告も出ています。体が疲れやすい方にもおすすめです。
水素水の種類は?どうやって作られているの?
水素水は大きく分けて3種類の方法で飲むことが出来ます。
①スティックタイプの水素水生成方法
②水素水サーバーからのチャージ
③市販されているパッケージング水素水
スティックタイプは水があれいつでも水素水が作れる
スティックタイプの水素水は水があればどこでも水素水を作ることが出来ます。
スティックを水の中に入れるだけで水素水が生成されます。
スティックの正体はマグネシウム棒です。
水素水を生成させる原理としてはこうです↓
水とマグネシウムを化学反応させて水素と水酸化マグネシウムに分けて水素水を作り出します。
水酸化マグネシウムは便秘薬にも含まれている成分
スティックタイプの水素水を使用したときに出る水酸化マグネシウムは便秘薬にも含まれている成分ため人によってはお腹が緩くなってしまうこともあります。
便秘気味の人は水分補給と便秘解消が一緒に出来るので一石二鳥かもしれませんが、そうでない人は少し注意が必要です。
コストパフォーマンスがとっても優秀
スティックタイプの水素水はコストパフォーマンスがとても優秀です。水素水サーバーは安定した水素水を供給できるメリットはありますが初期費用が掛かりますし、維持するための費用も発生します。
市販されている水素水も一本当たり平均200円から300円程のものが多いです。
そう考えるとスティックタイプの水素水は1回あたりの価格は数十円と、とても経済的ですし、水素水を試してみたい方にはかなり手軽に始められるのではないかと思います。
楽天市場で総合ランキング1位を獲得した水素水スティック
1回あたり12円と破格のコストパフォーマンスをほこります。
しかも、安いだけでなくレビューでも高評価を獲得しているすぐれものです。
サイトを見てみると色々な種類があり、初めて使ってみようと思っている方にはいいですね。
価格の安いエントリーモデルから、こだわりのあるハイモデルまで幅広く商品があるため選択の幅が広がります。
安定した水素水が常に飲めるのがサーバー
水素水サーバーの特徴は安定した水素がいつでも供給できるというのが魅力的ですね。
水素は宇宙一小さい分子の為、通常の気圧下ではどんどんと抜けていってしまいます。
その為、ボトルタイプのものは開封と同時に水素濃度は下がっていき数時間後にはほとんど抜けてしまっています。
ペットボトルで販売されている水素水は水素濃度はほとんどゼロだと思ってください。
なぜなら水素は宇宙一小さい分子ですよね?ペットボトルは簡単にすり抜けていきます。
水素をとどめておけるのはアルミなどの金属系の容器のみです。
しかし、この容器も空間があればそこに水素が溜まっていきふたを開けた瞬間に抜けてしまいます。そのため、安定した水素濃度を確保しようとすればサーバーが確実です。
家族で水素水を飲用するのであれば水素水サーバーが一番コストが安く高濃度の水素水がいつでも飲めます。
各社、水素水サーバーの違いは?
水素水サーバーに関しては水素を発生させる過程で異なってきます。
代表的な水素の発生方法を解説していきます。
1、水素ガスでのバブリング方式
水に水素ガスを注入させることで水素に水を溶けださせる方法です。
2、マグネシウム入りのフィルターなどにくぐらせて化学反応で水素を発生させる方法
水とマグネシウムを化学反応させて水素を発生させる方法です。
3、電極分解により水素を発生させる方法
電極に水を通すことによって電気分解で水素を発生させる方法です。
今のところメーカーによって違いはありますが、ほとんどがどれかの方法で安定した水素濃度を確保しているようです。
水素濃度に関しては高濃度をうたっているところもありますが、水素の通常気圧での飽和濃度は1.62ppmとされていますので、それ以上の濃度でチャージされても抜けてしまいます。
それを考えると1.6ppm以上はどれを選んでも濃度に関しては差はないように思います。
あとは、使う容器ですね。前にもあるように水素は宇宙一小さい分子の為飽和するのも早いです。チャージするのは金属製に容器が必要になります。もしくはチャージしたらすぐに飲み切ってしまうのがいいでしょう。
ハイパフォーマンスな水素水サーバー
水素水の「?」な部分を考えてみる
水素水自体の考え方はとても体によさそうな感じがしますが、いくつか疑問に思ってしまう部分もあります。
それもそのはず、今のところ水素水の効果を決定づけるようなエビデンス(医学的根拠)はありません。今後それを何らかの形で証明してくれることに期待はしますが、現段階で水素水を飲んだらこんな効果が出るというのは言い切れないです。あくまでそのような効果が期待できるというところに留まっているのが現状です。
では、いろいろな項目についてぶった切っていきましょう。
ただし、あくまで個人的な見解ですので、あしからず。
①細胞単位まで届いて、悪玉活性酸素を除去してくれるということについて
理論的にはとても素晴らしいことですね。しかし、その反面疑問が残ることがあります。
胞単位まで水素が届くというのは、元素が存在しうる中では一番分子構造が小さいからということが理由だと思います。
それに関してはいいんですが、問題なのはそこに届くまでの過程です。
分子構造が小さいということは抜けるのも早いのでは?と思ってしまいます。
口から摂取したものが食道を通過し、胃にたまり分解され、腸に至り吸収されるというのが一般的な消化と吸収の過程です。
では、それがどうして卵子や細胞レベルで届くのか?表層の細胞には届くとしても、深層の細胞まで届くまでに抜けるんじゃないでしょうか。
高濃度の水素水について
これも、濃度が高いとよさそうな気がしますが。あくまで充填時の濃度でしょう。
蓋を開けた瞬間に飽和してしまうでしょう。じゃあ開けた瞬間に飲めばいいんじゃないの?とか思ってしまいますが。これも現実には意味ないでしょうね。体内に入ったからと言って飽和濃度が規定値を超えている場合は抜ける方がスピードが速いと思います。
しかも、そのスピードもほぼ一瞬でしょうね。ゆっくり抜けていくイメージがあるかとも思いますが、水素が宇宙一小さい分子構造であれば人間の体なんてすぐにすり抜けてしまうでしょう。