水と人の関わり
人にとって水とはどういう存在なのか?
一言で表現するのは非常に難しい問題ですね。
人間は水なしでは生きられないでしょう。それは人間に限ったことではなく命がある地球上のすべての生命が水の恩恵を何らかの形で受けているはずです。
人間の水分量は新生児で約80%、成人で60%前後、高齢者は50%台になります。
体重60Kgの人ならおよそ36kgが水分ということになります。
内訳は細胞内に封じ込められた水分が45%、細胞外(血液、リンパ液など)に残りの15%の計60%とされています。
1日に排出される水分量として(ニッスイ算出)
体重60kg成人男性
総合2500ml(尿1400ml、糞100ml、汗500ml、肺からの呼気500ml)というデータがあります。
単純に2500ml出てくならそれを摂らなければいけません。
なかなかそれを摂るのは難しいですね。実際には何気なしに口にしているものからそれに近い量は摂取されているとは言われていますが、運動をする人や、仕事でも動くことが多い人は意識的に水分補給を心掛けたいですね。